もしも自宅にツバメが巣を作ったら、どうすればいい?

この記事の監修者

佐伯 明彦 (株式会社ソラ SOLA)

所有資格外壁診断士

外壁施工において構造性能や耐火耐久性能など外壁塗装をお考えの方に対して アドバイスをおこなっております。


皆さんは、春になるとどんなことを思い浮かべますでしょうか?
いろいろありますよね。

出会い、別れ、桜、花見、入学、卒業、引っ越し、上京、などなど。
しかし、今回はツバメの話をしていきたいと思います。

春になると、買い物に出かけたとき、お店などで頭上注意の貼り紙を見かけたことはありませんか?
その貼り紙から視線をさらに上にずらしていくと、ツバメの巣があったり、時期によってはヒナまで見えたりしたという経験を持っている人もいると思います。

場合によっては、巣が屋内にあることもあり、意外とツバメと人間の距離が近いことに驚かされることもあります。

このように出先でツバメが巣を作っていることを見かけることは、その場限りのことなので、そこまで気にすることはないと思うのですが、自宅にツバメが巣を作っていることに気づいたらビックリしてしまい、どうすればいいのか迷ってしまう人が多いと思います

そうならないために、この記事では自宅でのツバメの巣対策を紹介してきたいと思います。
参考になることがあると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ツバメの巣作りとは

ツバメの巣対策について知るには、まずはツバメの生態について知っておくべきだと思います。

ツバメは暖かい気候を好む習性がある渡り鳥なので、寒い冬の間は東南アジアで冬を越し、春の訪れとともに日本にやってきて、秋が深まる頃には再び日本から旅立っていきます。

日本にいる3月~7月ごろが繁殖期となるため、泥と枯草に唾液を混ぜ合わせたもので巣を作り、産卵と子育ての準備をするのです。

では、なぜ人間がいるところの近くに巣作りをするのか?

それは、卵を産みヒナを育てる間はカラスや蛇に狙われやすいため、天敵から身を守るためにわざと人間がいる近くに巣を作り、子育ての期間だけその巣で生活するといわれています。

また巣作りの際、安全であるかどうかをしっかりと見極めて巣作りをおこなうため、一度子育てを達成できた巣には、翌年にも戻ってきて子育てをする確率が高いといわれています。

これで私たちの生活圏内にツバメの巣が見られる理由がわかったと思います。
人間がいるから卵やヒナを守ってもらえると考えて巣作りするというのは、人間が少し信用されているような気がして嬉しくなってしまいますね。

農村地域では、ツバメが虫をエサとして食べてくれるので害虫駆除にもなるため、共存意識が高かったみたいです。

ツバメの巣ができるとどんなことが起こるのか

ツバメの巣が作られることは、昔から縁起がいいものとされています。
実際にアンケートをおこなってみたところ、ツバメが巣を毎年のように作りにきている家の75%もの人が好意的だという結果もでています。

ペットのように懐いたりすることはほぼありませんが、「今年もうちにやってくるのだろうか」「卵は無事産まれたかな」「ヒナは元気に育っているか」などと自然に気にかけて、ツバメの存在をより身近に感じている人のほうが多いみたいです。

それに野鳥の生態を間近で確認できる機会は通常ではあまりなく貴重なものなので、子供がいる家庭では、教育にも役立ってくれたりします。

反対に、ツバメが自宅に巣を作ることによって、周辺の壁や床がフンで汚されてしまうことで家屋が傷んでしまうこともあります。
その他に、フンや泥に寄生虫や病原菌が発生して健康に被害がでることを心配する声も増えてきているみたいです。

あと、ツバメを狙う獣をおびき寄せてしまう可能性もあることから、ツバメに巣を作られることをよく思わない人も一定数います。

ここで覚えておいてほしい注意点があります。
それは、もしも自宅にツバメが巣を作って卵を産んでしまった場合、ヒナが巣立つまでの間に無断で巣を撤去することは「鳥獣保護法」で禁じられています。

そのため、ツバメに巣を作ってもらいたくないのなら、作られないような対策や工夫を施さなければいけません。

ツバメに巣作りをさせないための工夫とは

ここからは、ツバメに巣作りをさせないための方法をいくつか紹介していきたいと思います。

これから紹介する方法をひとつだけではなく、複数を組み合わせておこなうことでより効果を得られるみたいです。

障害物を設置する

巣を作られそうな照明や配管の上などの特定の場所に、何かしらの物を固定して設置することで巣を作るスペースを埋めてしまいましょう。

壁をツルツルの素材にする

凹凸がある壁のほうがツバメは巣作りがしやすいのです。
そのため、壁に巣が作られそうな可能性がある場合は、壁にビニールやラミネート板、アルミホイルを貼り付けたりして、滑りやすくしておくと良いといわれています。

貼り付けたものを剥がすときに跡が残らないようなテープなどを使用することをおすすめします。

鳥よけネットを設置する

ベランダのように広範囲にわたる場所にツバメの巣作り対策をする場合は、鳥よけネットを設置する方法が便利です。

しかし、玄関先への設置は生活が幾分か不便になるため、注意してください。
ガレージや屋上への出入り口に設置するのも有効です。

テグスやテープを貼る・垂らす

ツバメが巣作りをしそうな場所の手前に、壁の両端を結ぶようにテグスやテープを巡らせたりすると、翼に接触して巣作りがしづらくなるみたいです。

しかも、テグスはあまり目立たないので景観を崩さないで済みます。

光るものを設置する

よく田んぼなどの鳥よけでも見られるように、使わなくなったCDや短冊状のアルミホイルなど、キラキラしながら揺れるものを設置しておくことで、ツバメを遠ざけることができます。

しかし、この方法は鳥が慣れてしまうと効果がなくなってしまいため、他の方法と組み合わせておこなうことをおすすめします。

まとめ:ツバメの巣作り対策をするのなら先手必勝

ツバメの繁殖期は、3月~7月です。

先述したようにその間に気づかぬうちに巣を作られて卵を産んでしまうと、勝手に撤去ができなくなってしまいます。

そのため、ツバメが繁殖期に入る前に、上記で紹介した対策をしておくことをおすすめします。

それでも、巣作りをされてしまった場合は、子育てシーズンが終わったタイミングですぐに巣を撤去して、来年に戻ってくることがないように再び対策をしましょう。

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